10月6,7日は、イヌワシ祭りでした!9月の終わりにもイヌワシ祭りを紹介しましたが、今回行われたイヌワシ祭りはサグサイ村のイヌワシ祭りよりももっと大きい、県全体のお祭りで、バヤンウルギー県全土から腕のいい鷹匠さん達が集結して腕をみせあうという。。。
↑オープニングセレモニーの様子
いや、もう、とにかくかっこいいんです。。。笑
観光客もざっと150〜170人くらい来てました!会場には、いいカメラを抱えたアメリカ人イギリス人スペイン人フランス人、他にも各国からイヌワシ見る為にやってきた人々が集まって、鷹匠さんやイヌワシの写真を撮りまくっていました^^
↑お客さんも、ほら、こんなに。
この会場、ウルギー市からだいたい20kmくらい離れたところに位置しています。車でアクセスすればそれほど遠くはありません。私は今回知り合いに頼んで車を出してもらいましたが、会場までのアクセスは、ウルギー市内にある旅行社に車を手配してもらうのが一番確実だと思います。会場に入るためには、一人30$(現地通貨で42000tg)支払う必要があります。
初日は、2つの競技が行われました。一つ目は、鷹匠さんがイヌワシを自分のところに呼んでみせる競技です。一体どんな競技かというと。。。
↑丘のちょっと高いところにイヌワシを待機させる。(写真左側に見えている小さな赤い旗のところ)鷹匠さんは地上でイヌワシを呼ぶ。すると、イヌワシがふわっと飛んできて。。。
↑鷹匠さんの腕に無事に着地!
この、イヌワシが来るスピードが速ければ速いほど、また、丘から遠くまで行けば行くほど高いポイントをもらいます。このポイントで競うわけです。
この日はとても寒くて。。。私は会場にダウンコート着て中もしっかり厚着していったのですが(日本でいう2月くらいの格好)それでも寒かった。カメラ構えて待ち構えている観光客たちも、みんな顔をあわせて「寒いね寒いね」っといってました。風がとっても冷たかったのです。
でも、イヌワシにとっては、かなりいい環境だったのか、鷹匠さんが呼ぶと、どのイヌワシもピシャー!っとすぐ寄ってきました!そのスピードの速い事!!!
イヌワシが腕に着地したあとにとる鷹匠さんたちのポーズも、また、いい!!!笑
で、これを2時間ちかくずっとみてたら、あっという間に、午後に!
1時間のお昼休憩に入りました。
お昼休憩中は、周りのお店の出番です!観光客も、お買い物タイム!
一番のお目当ては勿論。。。カザフ刺繍!
↑色んな種類の刺繍小物が、ずらり。
みんな結構な勢いで買いまくってました。あれ、どこかでみたことがあるような顔のおばちゃん達がいるなと思ったら、サグサイのイヌワシ祭りにも売りにきてた人達!おお、みんな頑張ってるなあ。大きな刺繍布の他に、カザフ文様を施した刺繍かばんや、小物ポーチ、クッションカバーなどが売られていました。私も、なんか買いたいなぁとか思ったけど、悩んで悩んでいるうちに、いいなぁと思ってた品は次々に買われていく。。。あーあ。
↑刺繍入り鞄や、絨毯を購入している人が目立つ
刺繍の他にも、よく売れてたのが、狐の毛をはった帽子。
帽子には、ケレイ帽子とナイマン帽子と呼ばれる2種類があって、ケレイ帽子の方が売れ行きがよかったみたいです。
↑写真手前(左)がナイマン帽子、奥(右)がケレイ帽子。
たっぷり休憩時間を取った後は、いよいよ午後の部。もうひとつの競技、ティエンイルゥがはじまりました。
この競技は、まずスタート地点を設定し、離れたところに赤い印を置きます。競技者は、馬にのり、速いスピードでその印に近づき、騎乗したままその印をすくいあげる、というものです。
↑こんな感じに走ってきて。。。
↑体をひねらせ
↑ひょいっとね!
そんな簡単な競技ではないので、みんながみんな取れるわけではないけれど、決まればめちゃくちゃかっこいい!さすが県のお祭りですからね、腕のいい騎手が集まってきてました!拾う拾う!ホントかっこいいーーーー!!!!
一人で観戦しながらめっちゃそわそわしてた。笑
一人で観戦しながらめっちゃそわそわしてた。笑
見てて楽しくって楽しくって。。。会場のほかのお客さんも、一緒になってかけ声かけたり。。。大盛り上がり!ひゅーー!!!
イヌワシ祭り初日はこんな感じで幕を閉じました!
んで、興奮さめやらぬまま、祭りは次の日に、続く!blogも続く!
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